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車のタイヤサイズはどうやって調べる?選び方のポイントや注意点も解説

車のタイヤサイズはどうやって調べる?選び方のポイントや注意点も解説

2023年02月15日
車のタイヤサイズはどうやって調べる?選び方のポイントや注意点も解説

車をかっこよく見せるだけでなく、安全な走行のために欠かせないのがタイヤ交換です。しかし、タイヤには数多くの種類があり、どのタイヤを選ぶべきか分からないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。とくに、サイズを変更すると見た目に大きな影響を与えるというだけでなく、乗り心地も変化するため慎重に選ぶ必要があります。そこで今回は、タイヤサイズの調べ方や選び方、さらに注意点についてご紹介します。

 

1.車のタイヤサイズの調べ方

まずは、現在所有している車のタイヤサイズを調べる方法についてご紹介します。

 

1-1.実際のタイヤを見て調べる

タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面に記載されている数字数をチェックすることで、実際に目で見て確認することができます。

 

たとえば、「205/55 R16」と記載してある場合、最初の205という数字はタイヤの断面の幅をmmで表しています。そして、55と表記されている部分は、扁平率と呼ばれる断面の高さを表す数字です。扁平率というのは、タイヤの高さをタイヤの幅で割って100をかけた数字で、数字が小さければ断面が薄く、大きければ断面が厚いタイヤになっています。

 

そして、ラジアル構造であることを表すR の後に記載されている16という文字はホイールリムの直径をインチで表したものです。このように、タイヤを見るだけで、簡単にサイズが分かります。

 

1-2.車の情報から調べる

タイヤのサイズは、車検証に書かれている車種・年式・型式などから調べることもできます。年式は車検証にある初年登録年月を見ることで確認できます。また、型式についても、車検証の型式という項目をチェックすれば簡単に確認可能です。このように、車種などの車の情報が分かっていれば、メーカーの公式ホームページでタイヤサイズを調べることができます。

 

2.車のタイヤサイズが違うとどう変わる?

車のタイヤサイズが変わると見た目だけでなく、燃費や乗り心地にも大きな変化を及ぼします。ここでは、それぞれがどのように変化するのかをご紹介します。

 

2-1.燃費の違い

車のタイヤサイズが変わると、燃費に影響が出ます。タイヤのサイズを小さくすれば「転がり抵抗」 が少なくなり燃費が良くなるといわれています。反対に、タイヤのサイズを大きくするとタイヤの接地面積が大きくなる分、燃費が悪くなるでしょう。とはいえ、タイヤのサイズを大きくすると操作性が良くなり定速運転が可能になることから、燃費の悪化を防げるという一面もあります。

 

2-2.乗り心地の違い

タイヤのサイズを大きくした場合には、ハンドルを切った時の変形が少なくなるため操縦しやすくなるといわれています。しかし、乗り心地が硬めになる上に、走行音を大きくなりやすいという一面もあります。

 

一方で、タイヤのサイズを小さくした場合には、場合によってはブレーキが効きにくく感じられることもあるでしょう。しかし、タイヤは柔らかい状態になりその感覚に乗り心地の良さを感じる人もいます。乗り心地に関しては、好みが分かれる点といえるでしょう。

 

2-3.維持費の違い

タイヤのサイズを変更するにあたって気になるのがかかる費用についてではないでしょうか。タイヤは4本セットで変更する必要があり、負担になりやすい部分でもあります。タイヤのサイズを小さくすればその分タイヤ代も安くすることができるため、コストカットの手段としてサイズダウンを検討する人も少なくありません。

 

一方で、タイヤのサイズを大きくした場合には、小さなタイヤよりも購入費用が高くつくというだけでなく、燃費が悪く維持費がかかってしまうことになります。とはいえ、費用だけを考えるのではなく、乗り心地や見た目など、総合的な観点から選ぶのがおすすめです。

 

3.車のタイヤサイズを変える時の注意点

車のタイヤサイズを変更する場合、自由にサイズを決められるわけではありません。法律で定められたルールを守った上で、サイズ変更を行うようにしましょう。

 

3-1.車体からはみ出さないようにする

車両保安基準という法律では、車体からタイヤやリムがはみ出さないことが決まりとなっています。これらがはみ出している状態で走行していると、タイヤを傷つけたりハンドル操作がうまくできなくなったりしてしまうため大変危険です。サイズ変更にあたって、タイヤやリムが車体からはみ出さないよう十分注意してください。

 

3-2.タイヤが車体と接触しないようにする

タイヤは、走行時にフェンダーなどの車体部分と接触しないようなサイズにしなければなりません。とくに、積雪地域で冬場にチェーンを使用するという場合には、余裕を持ってタイヤとの間隔を確保しておきましょう。

 

3-3.メーターの誤差を起こさないようにする

車のタイヤサイズを変更することで、スピードメーターに誤差が起こってしまうことがあります。この誤差は外径の変化で起こるものです。速度表示や走行距離表示に影響が出ないように注意しましょう。

 

4.まとめ

今回は車のタイヤサイズの調べ方や、タイヤサイズの変更によって起こる変化、さらに注意点などをご紹介しました。車のタイヤサイズを変更することで、見た目がガラッと変わるだけでなく、燃費や乗り心地、維持費などにも影響があります。タイヤのサイズ変更を行いたい場合には、専門店に相談した上で安全に使用できるようなタイヤサイズのものを選んでください。

 

京都市中京区にあります「長野自動車」では、こだわりの中古自動車やタイヤ、車の部品などを販売しております。旧車から名車、さらには外車まで、マニアの車好きの方にも満足いただけるような質の高いラインナップを取り揃えております。タイヤサイズの変更をご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ようこそ
長野晋也

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